直島でアートに浸る旅!忙しい毎日から離れて夜の美術館を独り占め!
忙しい日々から離れて、香川県の高松からフェリーで直島へ行ってきました。
直島はベネッセの運営するアートの島として世界的にも有名になってきており、たくさんの外国人観光客が見られます。
そうは言ってもまだ日本国内ではさほど知名度が高くないのが現状。
今回は、忙しい社会人にこそおすすめしたいアートの島「直島」について紹介します。
島内は美術品だらけ!掘り出し物に出会えるかも
島へ一歩足を踏み入れるとそこには現代アート。
島内にはいくつものアートが散らばっており、ただ歩いているだけでも夢の国にいるようです。
パッと見てもアートだとわからないものもあったりするので、注意深く周りを見渡しながら歩くと掘り出し物に出会えるかもしれませんね!
フェリーで直島に到着するとアートがお出迎え
まず最初に目に留まったのは草間彌生のドットでできたカボチャ。
中に入って写真撮影をすることもできます。
ここからアートの旅がスタートするのですね。
現代アートの島というからにはモダンな島を予想しましたが、アートの他には自然しかないような場所で「田舎に来たな〜」と感じられます。
古民家アート「家プロジェクト」
直島では、古民家をアーティストたちがアートとして蘇らせる「家プロジェクト」を見ることができます。
それぞれの古民家が全く違ったテーマでアート化されており、スタンプラリーのように見て回れます。
ごく普通の住宅地の中に「家プロジェクト」が潜んでいるので、見つけたときは感動ものです。
移動も楽ちん!大荷物でも大丈夫!
島に泊まるとなると、心配なのが荷物ではないでしょうか。
フェリー乗り場の近くには宿泊できるようなホテルがないため不安になりますが、島の中はシャトルバスが走っており移動も楽ちんです。
さらに嬉しいことに、バスに荷物を預けるとチェックイン前にも関わらずホテルの部屋に荷物を運んでくれるサービスも。
到着後すぐに手ぶらで観光できるのはとても助かりますね!
宿泊者限定で楽しめるナイトミュージアム
ベネッセの運営する『ベネッセハウス』の宿泊者は、夜間貸し切りのナイトミュージアムを訪れることができます。
美術館を夜に楽しめる機会はそうそうないですよね。
1日数回のガイドツアーも実施しているので、より詳しくアートを知りたい人は参加してみてはいかがでしょうか。
4つの宿泊棟からなるベネッセハウス
ベネッセハウスは以下の4つの宿泊棟からなります。
- ミュージアム
- オーバル
- パーク
- ビーチ
それぞれ建物も少し離れており、シャトルバスまたはモノレールで移動をします。
宿泊棟ごとに特徴があり、体験できる雰囲気も全く異なります。
全制覇したくなりますね。
美術館を独り占め!23時まで入場可能
ベネッセハウスの宿泊者は、23時まで美術館に無料で入場ができます。
私たちは21時頃に訪れましたが他の宿泊者と出会うこともなく、館内を独り占めできました。
美術館の部屋によっては意図的に電気が消してあるところもあり、昼間とは全く違った雰囲気を楽しめます。
ガイドツアーに参加してアートを学ぶのもあり!
ベネッセミュージアムでは、ガイドツアーを開催しています。
ホテル内に隠された美術品を紹介するツアーもあり、いくつかのガイドツアーに参加して1日楽しむこともできそうです。
基本的にベネッセミュージアムの美術品には説明がないため、ガイドツアーで初めて理解できることも多々ありました。
客室にもアート!こだわり満載
ベネッセハウスの客室はこだわり満載です。
窓の外を見てもアート、部屋の中にもアート、部屋のドアを出てホテルの廊下を歩いてもアート。
そして、アメニティにもこだわっています。さらに、パックの水を提供していたり、歯ブラシは木でできていたりと環境にも配慮。
アートと自然が共生しています。
タイの高級ブランドTHANNのアメニティ
客室に置かれているアメニティは、日本国内でも高級ホテルでのみ利用されているタイの高級ブランドTHANNのもの。
ベネッセハウスはアメニティにも非常にこだわっています。
島歩きや美術館見学で疲れた身体を匂いが癒してくれます。
各部屋にそれぞれ異なるアート作品
ベネッセハウスの宿泊棟には、各部屋にそれぞれ異なるアート作品が飾られています。どのアートの部屋に泊まれるかは当日のお楽しみ。
部屋のアートの鑑賞シートも置かれており、じっくりと作品を楽しむことができます。
美術館から疲れて帰ってきた時に見た作品と、朝起きて見た作品と、同じものを見ているはずなのに違う感想を持ってしまったりするのもアートの面白いところです。
都会では味わえない自然に癒される
ベネッセハウスは大自然の中にあるため、都会では味わえない自然の中で存分に疲れを癒せます。
ベランダを開ければ静かな瀬戸内海を見渡すことができてとても気持ちがよく、夜と朝で違った景色を楽しむことができました。
しかし、夜は虫が入ってきてしまうため窓を開けるのを控えた方がいいかもしれません。
とは言っても、これも含めて都会では感じることのできない体験でした。